« 当社がチャリティ活動する理由とは・・・ | メイン | 恒例の?「燃え系プロ野球大予想2014」 »

2014年3月11日 (火)

「自分の身は自分で守ってください」(南三陸町のお母さん)

今日で東日本大震災から丸3年が経過しました。

テレビなどでは、週末から特番が多く流れています。良い事だと思います。まだまだ風化されるべきことではないので、最低でも年に1度は強烈に思い出すべき日でもあると思っています。

昨年秋、当社では、初めての社員旅行で、宮城県の南三陸町を訪れました。

42_

私たちができる数少ない支援のようなものは、被災地に「お金」を落とすことと思ったことが理由の1つ目です。義援金は、これまでも会社としても個人としても寄付してきましたが、それらの行方は私たちには分かりません。でも、現地に赴き、現地で精一杯の消費をすることが、少なくとも、被災地の皆さんにとって直接的な貢献になると思っていました。

南三陸町では、既に終了していた「語り部ツアー」を無理言って組み込んでいただきました。

これが理由の2つ目です。私たち自身、この震災の記憶を直接見て、聞いて、感じることが、これからの我々自身も少なからず何かを背負って生きていくために必要と感じたからです。

43_

現地で何もない風景を眺めただけでも、強烈に心には響くものもありましたが、実際に、語り部のお母さんの話を聞きながら、当時のテレビで見た強烈な映像の記憶が更に増幅し、同時に被災地の皆さんの気持ちの欠片くらいを感じ取れたのは、これまでに人生においても大変貴重なことでした。

つまり、我々は、この時、知ったこと、見たこと、感じたことを、いろいろと語っていく使命を帯びたと思っています。風化させるのではなく、広めていくこと、忘れ去られないこと、被災地を孤立させないこと、小さいことかもしれないけど、こういうことの積み重ねが重要だと感じました。

もう3年か、まだ3年か!?

私は、まだまだ3年と思っています。まだまだです。被災者の皆さんの心が癒えるには3年なんて短かすぎるし、復興なんて全体的に見れば、まだスタート地点にすら辿りついていないのではないでしょうか?!それに、未だ、行方不明の家族を探している人が大勢いる限り、また、原発問題で家にすら立ち寄れない人が大勢いる限り、私には、まだ始まりすら見えていないとしか思えないんです。

そして、この震災は、残された我々への警鐘とも思っています。

語り部のお母さんの言葉が今でも胸に焼き付いています。

「自分の身は自分で守ってください」

重いです。あの日、助かった人が、更に誰かを助けるために、更に多くの犠牲を出してしまっ

45_

たそうです。お母さんの行方不明の娘さんも、そうだったそうです。どれも美談に見えますが、残された遺族の皆さんからすれば、違うんだと感じます。生きることの重さを感じます。

今日か、明日か・・・・いつ次なる災害が自分の身に降りかかってくるやもしれません。

被災地に追悼の意を示す日でもあり、同時に我々自身も備えを確認すべき日だと思います。

「自分の身は自分で守る」そういう備えを少しでも行っておくことで、自分だけでなく、無駄な犠牲を生まないことにもなるんだと。

多くの犠牲を無駄にしないこと、これが今の私たちがやるべき最低限の約束事と思います。








トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/712835/33972903

「自分の身は自分で守ってください」(南三陸町のお母さん)を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

プロフィール
フォトアルバム
Powered by Six Apart